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ボリス・ゴドゥノフ (オペラ) : ミニ英和和英辞書
ボリス・ゴドゥノフ (オペラ)
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ボリス・ゴドゥノフ (オペラ) : ウィキペディア日本語版
ボリス・ゴドゥノフ (オペラ)

ボリス・ゴドゥノフ』 (:)は、モデスト・ムソルグスキーが作曲したプロローグと4幕から構成されるオペラである。「ボリス・ゴドノフ」や「ボリス・ゴドゥノーフ」とも称される。今日ムソルグスキーの作曲したオペラの中でもっとも有名な作品である。
ロシアの実在したツァーリボリス・ゴドゥノフ(1551年 - 1605年)の生涯をオペラ化したものである。
==概要==

1868年、ムソルグスキーは当時燃えるような創作意欲と作曲に没頭できない官史の生活との矛盾に苦しんでいた。その影響があるためか、『ボリス・ゴドゥノフ』を作曲する以前の1856年に『アイルランドのハン』、1863年から1866年にかけて、フローベールの原作による『サランボー』、ゴーゴリの原作による『結婚』などのオペラを作曲したが、いずれも未完成に終わっている〔『アイルランドのハン』は計画のみで草稿が紛失、『サランボー』は断片のみが現存している。この他計画のみに終わったオペラは複数存在する(詳細はムソルグスキーの楽曲一覧を参照)〕。
同年の春、ムソルグスキーはリュドミーラ・シェスタコーワ夫人の音楽家のサロンにしばしば顔を出し、当時夫人のサロンに出入りしていた歴史家のウラディーミル・ニコルスキーと会い、ムソルグスキーがオペラの題材を探していることを話すと、ニコルスキーは早速「プーシキン物語」の中にある劇詩「ボリス・ゴドゥノフ」を作曲することをすすめた。劇詩を読んだムソルグスキーは物語の面白さに心を惹かれ、「ボリス・ゴドゥノフ」のオペラ化にすることを決意した。
1868年9月、ムソルグスキーは官史の勤務先を林野局に転じられたが、おりよく幸運にも親友のオポチーニンが家に迎えてくれたため、その好意に甘んじて10月から本格的に作曲に着手した。勤務先が近くにあり、静寂な郊外の周辺であったため
作曲は滞ることなく1868年10月から1869年の初夏までに声楽の総譜が完成され、同年の12月15日にはオーケストラの総譜も完成した。(この時点で初稿を完成させる)
ムソルグスキーはオペラの作曲に着手して以来、しばしば友人たちの音楽サロンで完成した部分を聴かせていたという。オーケストラの部分は親友の顧問官ブルゴールドの令嬢ナデージダが受け持ち、ムソルグスキーは自分自身が歌手となって全てのパートを歌ったと伝えられる。
完成されたオペラ第1作『ボリス・ゴドゥノフ』は、その上演を求めて1870年に帝室歌劇場管理部に総譜を提出したが、帝室歌劇所側から上演を拒否されてしまう。これに対しムソルグスキーは憤慨したが、ウラディーミル・スターソフや友人たち(その中にはリムスキー=コルサコフもいた)からの意見を聞いたうえで考え直し、すぐさまオペラの改訂に着手した。改訂版は1872年6月23日に完成された。


Image:Nikolay Karamzin by Alexey Venezianov (1828, National Pushkin Museum).jpg|ニコライ・カラムジ-ン
(1766–1826)

Image:Kiprensky Pushkin.jpg|アレクサンドル・プーシキン
(1799–1837)

Image:Ilja Jefimowitsch Repin 012.jpg|ウラディーミル・スターソフ
(1824–1906)




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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